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杉田 道昭
Physics Letters B, 394(3,4), p.235 - 241, 1997/00
ZN40核の特徴の1つは、希土類核ではみることのできない大きな非軸対称変形の出現である。この現象を記述するため、アイソスピン不変な相互作用するボソン膜型を使用した。質量数が7090の重いZ~N核に、この模型を使ったのは、この論文が最初である。Sr核の基底バンド、ガンマ・バンドのスペクトラムの質量数による変化及び基底バンド内のE2遷移確率を計算し、それぞれ1つのパラメタでデータを再現できることを示した。原子核が変形した場合、陽子と中性子の質量分布の慣性主軸が逆方向に振動する磁気双極子振動モード(シザーズ・モード)が存在するといわれてきた。希土類核で予言されたこのシザーズ・モードが、ZN40核にどのように現われるかを示した。